何でもかんでも決めつけしていると視野が狭くなるし、選択肢が狭まる
- 2017.12.18
- 日常で感じること
人に何かを聞かれたり、仕事をしていると、「こんなこと○○に決まってるでしょ」、「○○で当たり前」と思うことがあります。
でも、そうやって決めつけて大丈夫でしょうか。
経験があっても決めつけするのは危険
年齢とか関係なく自分より経験を積んで知識のある人は多くいます。
その経験や知識は尊重すべきですし、教えを乞うこともたくさんあります。
ただ、経験や知識がある人がいつも正しいことを言っているとは限りません。
ときには経験豊富がゆえに間違えることも。
わたしは税理士なので、税務的な判断をすることがあります。
判断をするときに拠り所にするのは、法律です。
法律に基づいて仕事をしている場合、根拠として法令が存在します。
税金の計算や年末調整のやり方だって法律で決まっているわけです。
法律がかわって昔は白だったことが今は黒、なんていうのは珍しくありません。
わたし自身、決めつけしやすい性格だと思っているので、知っていたり誰かに聞いたりネットで調べたりしたにせよ、「本当にそうなのか」確認するように意識しています。
ましてや知らないことについて法律を調べないで、「こうすべきだと思う!」なんて主張したって議論にすらなりません。
決めつけると視野が狭くなる
「そんなこと○○でしょ」「昔から○○を使っている」
確かにそれが正しいかもしれません。
ただ、はじめから決めつけてしまうと自分で考えていること以外のことは考えられなくなります。
調べれば実は自分の考えが間違っていたり、もっといい選択肢があるかもしれません。
別に通信手段が発達すれば、電話だけにこだわる必要無いと思もっています。
電話で連絡するのが常識?相手と気持ちよくコミュニケーションが取れていればOK
決めつけしすぎて敵をつくらないように
普段の生活をしていれば色んな人と接します。
気が合う人もいるでしょうが、100%自分と同じことを考えている人はいないでしょう。
それどころか、自分と全然考えが合わない人とコミュニケーションを取らないといけないかもしれない。
お互いに「こうすべきだ!」なんてやっていたら一向に話が進みません。
聞く耳をもったほうが視野が広がっていい結論がでるか可能性が高いでしょう。
和田秀樹さんの「感情的にならない本」にもそのようなことが書いてありました。
視野を狭めて敵ばかりつくってはいけません。
決めつけすぎないように気をつけないと。
【編集後記】
コートのボタンがとれてしまったので、妻につけてもらいました。
昔から裁縫は苦手で家庭科の時間は苦痛でした。
特に糸の玉止めができずに苦労したのを思い出しました。
ガンプラで細かいパーツを繋げたり、技術の時間に細かい作業をするのは大好きでしたが。
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