税理士は「先生」なのか?

日常で感じること


税理士や税理士事務所の職員は顧問先からありがたいことに
「先生」と呼んでいただくことが多々あります。
大切にしてくださるのはとてもうれしく感じますが
私は「先生」だと思っていませんし、呼ばれるのが好きではありません。
思っていないので先生と呼ばれると、「・・・。あ、俺のことか!」と反応が遅れます。

私にとっての先生とは

私にとって「先生」だと思うのは小、中、高校の教師です。
学校の先生ですね。
先生というと、自分より数段上にいてこちらを指導する立場の人と考えています。
小学生、中学生は親に親や周りの大人たちに守られていますし
高校生にあるとある程度しっかりしますがまだまだ社会に出ていないので
良くない方向に行きそうなときは「良識ある」大人が導いてあげたほうが良いです。
(学校の先生の不祥事がニュースになるのは見る度に残念です)
なので、先生は上の立場で指導をする、少し偉いイメージです。

税理士はビジネスすべてに精通しているわけじゃない

別に税理士は経営のプロではないですし、あらゆる業種に精通しているわけでもありません。
(もちろん、税理士の中でもあらゆる知識に精通している方はたくさんおられます。)
誤解を恐れずに書くなら、税理士は
法律のなかの非常に範囲が狭い、通称「租税法」と呼ばれる分野の
さらに一部だけを勉強して、国家資格のお墨付きを得ただけにすぎません。
人様より税金に詳しいかも知れないけど、それだけで経営者を指導なんてできません。
むしろ社会人としては知らないことが多く、顧問先から教えられることだってあります。

ある税理士は顧問先が売上利益に少し足りないけどどうしたらいいでしょう?
と相談されたら
「じゃあ営業時間を延ばして売り上げを増やしましょう」
なんてアドバイスをするって話を聞きました。
この程度で先生とか、コンサルティングのプロとしての指導なんていうのだから
開いた口がふさがりません。
じゃあ売上が落ちたら24時間営業でもしろというのでしょうか。
顧問先にこんな回答をするのだから
きっと事務所内でも同じようなことを従業員にさせているのでしょう。
こんな考えの人がトップなのだから税理士業界はブラックと言われるのは当然です。

税理士は顧問先と対等な立場

顧問先は税金の計算や記帳業務が出来ずに困っているのでお金を払って
税理士に依頼します。
税理士は、顧客のニーズに答えてサービスを提供することでお金を頂きます。
どちらが上とか下とかいうことはなく、対等な立場であると
私は考えています。
顧問先から質問されたら、調べたりして答えます。
処理が間違っていれば指摘します。
こんなのは指導でもなんでもありません。

まとめ

私個人は税理士=先生だと思っていません。
顧客と同じ立場でサービスを提供する存在だと思っています。
社内外を問わず、色々なところから「先生」と呼ばれますが
あくまで資格を持っているだけです。
調子に乗らず、謙虚にいきたいです。

【編集後記】
娘がBCGの予防接種を受けてきました。
3か月くらい膿が出るらしいのでかわいそうです。
頑張ったご褒美に奥さんが絵本を買ってあげたら
嬉しそうに読んでいたようです(*^_^*)

タイトルとURLをコピーしました