ひとりだと誰にも聞けなからこそ自分で調べて考え工夫する

ひとりだと誰にも聞けなからこそ自分で調べて考え工夫する

ひとりで仕事をしていると仕事のことを質問したり、確認してくれる人がいません。

だからこそ自分の頭を使って考えたり工夫が欠かせません。

ひとりだから劣っているとは限りませんし組織、複数人いるから優れているとも限りません。

 

ひとりは誰にも聞けない、見てもらえない

今でこそ独立してひとりで仕事していますが、それまではずっと組織の一員として働いてきました。

組織での働き方に慣れているのもあり、ひとりで仕事をしているとときどき違いを感じるときがあります。

違いを感じる場面として、

わからなくても聞けない

仕事をしていると知らないことやどうやればいいか分からないことに出会います。

これが会社や組織の中にいて自分以外に誰かがいれば質問したり教えてもらうこともできます。

ときには自分の担当、自分が知っているべきことでも気軽に質問できたり(されたり)します。

 

チェックしてくれる人がいない

人間、いくら気をつけていてもどこかで思わぬミスをしがちです。

ですので自分でやった仕事をあとで確認する、チェックする工程は欠かせません。

この確認作業、会社だとチェック担当者がいて確認をしてくれることもあります。

ですが、ひとりで仕事をしていると自分以外に確認してくれる人がいません。

ミスをしていてもそのままスルーしてしまう可能性はあります。

 

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自分の責任だから調べて考え工夫する

聞く人がいないのであれば自分で調べるしかありません。

だれも自分の仕事をチェックしてくれないなら自分で確認する方法を考え工夫します。

当然と言えば当然なのですが、自分以外に誰かがいる状況だと甘えて頼りたくなるものです。(特に私は)

ひとりしかいないからこそ自分で調べて、考えて、工夫することが欠かせません。

たとえば月並みですが
・ネットや書籍で情報収集(ひとりなので書籍は必要なものを買い放題)
・セミナーやコンサルティングを受ける(有料だと自分の真剣さが違う)
・根拠を調べるようにする(条文などにあたる)
・チェックリストを作る
・Excelで理論値を出して、作成した資料と突き合わせる

 

特に自分で調べたこと、自分で覚えたことは血肉になるというか忘れにくい傾向にあると感じてます。

そう感じるようになってからは、誰かに質問状況でも自分で調べるようにしていましたし、質問されたときもヒントを出して一度は自分で調べてもらうようにしていました。

こういうと、知っている人がいるなら聞いた方が早いしその方がいいのでは?という意見もあろうかと。

確かに教えてもらえばその場ではわかった気になりますが、すぐに忘れて覚えていない!というのが実感です。

私自身も教えてもらったその場では完全に理解した、と思ってもすぐに忘却の彼方、ということはありましたし、逆に同じことを初めてのように説明したこともあります。

 

ひとりじゃないから解決するわけでもない

組織で複数人で仕事をしていると前述のとおり、誰かに質問出来たり確認してもらえます。

組織にナレッジが蓄積されていれば知らないことや分からないことでも社内で解決できるかも知れません。

でも、ひとりじゃないからと言って知識や経験が豊富とは限らないかと。

 

各自がスタンドプレイをして、部署間や部門間で情報を共有していなければ組織とはいえ個人事業主の集まりのようになります。

こういったことは意外とありがちです。

 

また、複数の目でチェックすれば確かにミスしても気を発見しやすいです。

チェック担当がいるとより安心ではありますが、責任が分散してしまうこともあるかなと。

ケースとして、作業者は「○○さんが確認してくれるから確認したくていいだろう」、と雑に確認しており、確認担当も「○○さんが作業した仕事だから確認しなくても大丈夫だろう。」といった感じに。

結局ほぼノーチェックということも。

 

一番良くないのは
・分からなければ誰かに聞けばいいから覚えようとしない、忘れない工夫をしない。
・ミスしても誰かがカバー、フォローしてくれるからいいや。

こういった仕事はお客様にも組織のメンバーにも失礼だと思っています。

結局は事務所の看板や規模ではなく仕事をする人の意識の問題なのだろうなと。

 


【編集後記】
源泉税の納期特例分の対応が昨日で完了。
件数は少ないとはいえ半年に一度なので漏れがないかいつも不安です。
この時期は納期特例や住民税の金額が変わったり自分の会社の算定基礎届など難しくないけど細かい業務が重なって地味に疲れます。

【子供日記】
・長女(5歳)
週末に買った「うんこドリル おかね」に夢中です。
おまけのすごろくで買い物もでき、人生初のお買い物も体験。
お釣りの概念も理解してきました。

・次女(0歳)
保育園へ通い始めました。
ママがいなくても意外と泣かずにすでに馴染んでいるようです。