お金を借りても信用情報に影響しない裏技?生命保険の契約者貸付を利用するという選択

お金を借りても信用情報に影響しない裏技?生命保険の契約者貸付を利用するという選択

お金を借りるのは大変

銀行から真っ当にお金を借りるのはとても大変です。
事業資金であれば、普段書きなれない申込書や事業計画、必要書類を準備する必要があります。
個人の場合でも住宅ローンやマイカーローンを借りる人は多いと思いますが
同じく大量の書類を書いたり準備しないといけません。

これらを準備して提出すると、銀行で審査を行いますが
ここで信用情報を調べられます。

これが融資の際ネックで、過去のクレジットカードや電話料金の滞納があると
信用情報に傷がついて、最悪融資が受けられません。
信用情報は最長5年記録が残ると言われています。
ですので、
「売上代金の入金が先方の都合で遅れたせいで、一度だけ借入返済が出来なかった」
「学生時代に金欠でクレジットを滞納したことがある」
なんてことが原因で、今後の資金計画がパーになってしまうこともあります。

信用情報に影響されず借り入れをする方法

信用情報に影響されないといっても
決して(限りなく黒に近い)グレーゾーンを攻めていこうぜ!ということではないです。

貯蓄型の生命保険に加入していると、種類によってはお金を借りることができます。
これは「契約者貸付」といって解約返戻金の一部を貸してくれる仕組みです。
保険に加入しつつ、必要な時に一時的にお金を借りることが出来るのです。
厳密に言えば、返戻金の一部を渡すだけですので
借金ではありませんし、審査もありません。
ですので、信用情報の影響を受けませんし、載ることもないです。

私が加入しているS生命の場合
ネットで午前中に手続きすれば翌日の朝には入金してもらえます。(両日とも平日の場合)
銀行で借り入れ手続きをするよりスピーディーで簡単です。

あくまで一時的な資金繰りに利用すべし

便利な契約者貸付ですが、あまり過信して利用しないようにしましょう。

◆利子がかかる
保険会社や保険の種類によりますが年利で3%程度かかります。

◆借入額は解約返戻金に依存する
あくまで将来の解約返戻金の一部を前借するのですから、返戻金以上のお金は借りられません。
返戻金が100万円しかないのに、事業資金や住宅ローンの代わりに数百、数千万借りるのは不可能です。

◆借りることを目的にしない
お金を借りるために保険に加入するのはやめた方がいいです。
掛け金より解約返戻金のほうが多くなるのは数年~数十年かかります。
素直に貯金して、同程度の保障内容の掛け捨て保険に加入したほうが
資金繰りは良くなります。

まとめ

加入している生命保険の解約返戻金がある程度たまっていれば
もしもの時に利用してみてはいかがでしょうか。
もちろん、手を出さないで済むならそれに越したことはありません。
ただ、資金繰りに困っても消費者金融は絶対に利用しないでください。
信用情報に記録され、将来本当にお金が必要な時に借りられなくなるかもしれません。
まだ20代で若い人は、今から貯蓄型の生命保険に入っておくと意外な時に恩恵を受けられるかもしれませんよ。
とはいえ、私は保険会社の回し者でも何でもないので加入は慎重に判断しましょう。
掛け捨てだって安くて補償内容が充実したものがありますから。

【編集後記】
娘のお風呂嫌いが良くなりました。
顔に少しお湯をかけても泣かなくなりました。
奥さんが買ってくれた象さんじょうろにも興味津々です。